その2曲のうちの1曲が今日紹介する "Fly" という曲。
※ ※ ※
ということで、この曲のデモを超久しぶりに掘り出して聞いてみました(デモは2013年6月に作ったみたいなので、約2年前になりますね)が、完全4つ打ちの80年代風ディスコ(笑)!
とは言え、当初からこれを70年代風にアレンジしたいという希望はあり、Q.A.S.B. のメンバーが演奏すればあまり考えなくてもそうなるという確信のようなものがあったのを記憶してます。
実際にリハーサルで演奏してみて確かに予想通り80年代風ディスコにはならなかったのですが、すぐに煮詰まってしまいました。ライブでも何度か演奏もしてみたのですが、踊っていたお客さんの足が止まってしまったこともあったかも。。。
一番試行錯誤したのはベースラインだったと思いますが、主テーマ部分はスラップ奏法にして、サビ部分は絶妙な動き(動きはあるが動きすぎない)のあるラインになってからは、ふっ切れたというか本当に曲が生き返った感があり。
レコーディング直前には主旋律のコーラスアレンジも決まって、1980年前後のスイートスポットにちょうどよく収まった "Boogie前夜” な Funky Soul に仕上げることができました。
コーラスワークもこれまた絶妙で、主旋律はマイケル・ジャクソン、サビ部分(これはコーラスではないですが)はチャカ・カーンを思わせるようなもので、これも "Boogie" 的な何かを感じさせます。
(今回のブログ 写真がなくて寂しいのでお二方の写真を借用)
実際、つい最近、沖野修也さんのブギー満載なMix CD "Runaway" のリリースパーティ(当然 Boogie なイベント)で、DJ KAWASAKI さんがこの "Fly" をかけてくださいましたが、前後の曲に負けず劣らず違和感なく溶け込んでいたように思います。
※ ※ ※
で、ようやく最初の話にもどりますが、この "Fly" という曲。バージョンが2つあります。
7インチ収録のバージョンは2回目のサビが繰り返されているうちにフェイド・アウトしてしまうのですが、アルバムバージョンでは2回目のサビの後に突然の展開があり、一気にハービー・ハンコックのような Jazz Funk 的要素も加わります。70年代後半くらいにちょっと引き戻されたようにも聴こえるかもしれません。ホーンに絡んでソロ・ギターが暴れてフェイド・アウトという流れ。
ということで、7インチしか持っていない!という方は、是非ともアルバム・バージョンも聴いて比べて見てください〜
9曲目が"Fly"です。
0 件のコメント:
コメントを投稿